現代建築による音楽練習室、会議室、オーディオルームなどの小空間は、壁や床、天井の硬い材質や、気密性の高さが原因となり、音の響きすぎ、フラッターエコー、ブーミングといった音響障害を抱えるケースが増加しています。
「ヤマハ調音パネル」は、壁面に設置するだけで、このような音響障害を改善します。一台で吸音効果と拡散効果を兼ね備え、しかもパネルの厚みはわずか3cm。空間の音響特性を最適化し、良質で快い響きを実現します。
調音パネルの基本要素は、「音響共鳴管」と「硬い反射面」です。1本の管の片面の一部に開口部を設けて上下に長短2本の共鳴管を作り出すと、2つの周波数で共鳴する音響共鳴管ができます。これをパネル状に連結すると、開口部まわりに硬い反射面が構成されます。
この独自の構造により、反射する音に対して、「開口部」から放射される音と「硬いパネル面」から反射される音が相まって、ほど良い散乱効果を生むと考えられます。また同時に、「開口部」での音のエネルギー消費による遮音効果も得られます。
TCH | |||
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寸法 | 幅600 × 高さ900 × 奥行き28 (mm) | ||
質量 | 約4.3kg/枚(本体質量) | ||
制御周波数(Hz) | 125~4,000Hz | ||
カラー | ホワイト ※取扱店によって品番および表面の仕上げが異なります。追加購入の際にはご注意ください。 ※ACP-2のホワイトとは色調が異なります。 | ||
ホルムアルデヒド発散区分 (F☆☆☆☆住宅部分表示ガイドラインによるホルムアルデヒド発散等級表示) | MDF | F☆☆☆☆ | |
合板 | F☆☆☆☆ | ||
接着剤 | F☆☆☆☆ | ||
設置目安枚数 | 会議室 | 設置枚数目安 1枚/畳 | |
楽器練習室 | 設置枚数目安 2枚/畳 |